オリーブ


*オリーブ*

英語: Olive

フランス語:Olive





がんの進行を抑える
ビタミンEの良い供給源
◎オリーブの実は、チロソールフェノール酸フラボンなどの
  色々なタイプのポリフェノールを含む。
人間の体へ良い健康をもたらす効果のあるフェノール類が豊富
強力な抗酸化作用で、免疫系を強化するオレウロペインが最も豊富
◎フラボノイドの一種で、抗酸化物質アントシアニンが豊富(黒オリーブ)  
エストロゲン様作用をし、抗酸化物質リグナンを含む
◎o-クマル酸、m-クマル酸、p-クマル酸の3種類全てを含む
酸化防止剤の効果や、発癌性物質ニトロソアミンの生成を抑える
p-クマル酸を一番多く含むので、胃癌予防になる
循環器系と脳の機能や、細胞膜の構成と補修に不可欠なコリンを含む
抗酸化作用のあるフラバンを含む
◎レーザー光線を吸収するシナピン酸を含む


100g辺りの栄養価 (緑オリーブ、マリネ)
エネルギー: 146kcal
炭水化物: 3.84g
糖分: 0.54g
食物繊維: 3.3g
脂質: 15.32g
-飽和脂肪酸: 2.029g
-一価不飽和脂肪酸: 11.314g
-多価不飽和脂肪: 1.307
たんぱく質: 1.03g

カリウム: 42mg
マグネシウム: 11mg
カルシウム: 52mg
ナトリウム: 1556mg
鉄分: 0.49mg
リン: 4mg

(ビタミン)
ビタミンA: 20μg
-βカロテン: 231μg
-ルテイン ゼアキサンチン:  510μg
ビタミンB1(チアミン): 0.021mg
ビタミンB2(リボフラビン): 0.007mg
ビタミンB3(ナイアシン): 0.237mg
ビタミンB6: 0.031mg
葉酸(ビタミンB9): 3μg
ビタミンE: 3.81mg
ビタミンK: 1.4μg
コリン: 14.2mg 

(フェノール類)
-チロソール
 ->オレウロペイン: 56mg (72mg 黒オリーブ)
 ->3,4-DHPEA: 59mg (82mg 黒オリーブ)
  ->demethyloleuropein: 13mg (23mg 黒オリーブ)
-クマル酸
-アントシアニン
-フラボノール
-フラボン
-メチルアセタール
-シナピン酸
-シリング酸
-プロトカテク酸
-4-ヒドロキシ安息香酸
-4-ヒドロキシフェニル酢酸
-ホモバニリン酸
-フェルラ酸
-カフェイン酸 
など


オリーブの熟成について
収穫前の熟成度により3つのグループに分類されます
1)緑のオリーブ: 熟成が始まる前の状態
2)赤~茶色のオリーブ:半熟成
3)黒オリーブ:完熟成


食べ方
マリネしてあるものは、そのまま食べられます。

サラダに混ぜたり、盛り付けに添えてもOK

ミキサーでペーストにしたりアレンジしてもOK
タプナード(黒オリーブとガーリックのペースト)


缶に入ったオリーブは、通常、グルコン酸鉄(II)が添加されているので、
フェノール類、特に、3,4-ジヒドロキシフェニルエタノールの量が
かなり減少してしまいます。
できるだけ缶に入っていないオリーブを購入しましょう

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何気に、オリーブは発酵食品のようです。
生で食べるには、苦すぎるようで、塩で発酵しているようです。
発酵食品は体に良いので是非取り入れたい食品です。
地中海料理が体に良いと言われていて、長寿食と言われているのは、
オリーブオイルや、オリーブをたくさん摂取するからだと納得です。
昔食べたオリーブが美味しくなく、苦手だったのですが、
美味しいオリーブを食べてから、すっかり食べられるようになりました。
オリーブオイルだけでなく、オリーブの実も積極的に摂取したいと思います。



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