*パクチー*
*シャンツァイ*
*中国パセリ*
英語:coriander
フランス語:coriandre, persil arabe,
persil chinois
インド語(ヒンディー語):धनिया ; dhaniyā(ダニヤー)
中国語:香菜 xiāngcài(シャンツァイ)
タイ語: ผักชี(パクチー)
ベトナム語:rau mùi(ザウムイ)
スペイン語:cilantro(シラントロ)
ポルトガル語:coentro(コエントロ)
◎たくさんの抗酸化物質を含む
◎抗酸化物質が、食べ物の腐敗を防いだり遅くする
◎抗酸化物質は、葉にも実(香辛料)にもある。
葉の方が強い抗酸化力!
◎葉は、サルモネラに対しての抗菌性あり
◎葉は、利尿薬効果あり
◎葉は、血液凝固系や骨の発達に関与するビタミンKが豊富
◎葉は、視力や肌や粘膜の健康や、骨の形成、
免疫機能などに必要なビタミンA(βカロテン)が豊富
100g辺りの栄養価 (生の葉)
エネルギー: 23kcal
炭水化物: 3.67g
糖分: 0.87g
食物繊維: 2.8g
脂質: 0.52g
たんぱく質: 2.13g
水分: 92.21g
カリウム: 521mg
マグネシウム: 26mg
カルシウム: 67mg
ナトリウム: 46mg
鉄分: 1.77mg
亜鉛: 0.5mg
マンガン: 0.426mg
リン: 48mg
(ビタミン)
プロビタミンA: 337μg
-βカロテン: 3930μg
-ルテイン&ゼアキサンチン: 865μg
ビタミンB1(チアミン): 0.067mg
ビタミンB2(リボフラビン): 0.162mg
ビタミンB3(ナイアシン): 1.114mg
ビタミンB5(パントテン酸): 0.57mg
ビタミンB6: 0.149mg
葉酸(ビタミンB9): 62μg
ビタミンC: 27mg
ビタミンE: 2.5mg
ビタミンK: 310μg
コリアンダーの抗酸化物質
主に、フェノール酸(コーヒー酸、フェルラ酸、没食子酸、クロロゲン酸)。
テルペノイド、クマリン。
コリアンダーの実には、フラボノイド。
コリアンダーの葉には、カルテノイド
(カロテン、キサントフィル、ルテイン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチン)。
調理法
軽く水で洗い、水を切る。
食べ方
コリアンダーの葉は生で食べられます。
付け合わせや調味料としてよく使われます
コリアンダーの細い茎の部分も、
スープの上にのせたり、炒め物の最後に入れたりして
食べられます。
★世界のコリアンダーを使った料理★
新鮮なコリアンダーの葉は、
南アジア、インド、中東、中央アジア、地中海、
南米、アメリカテキサス州、ポルトガル、中国、
アフリカ、スカンジナビアと様々な料理で使われています♪
インドでは、カレー、チャツネ/チャトゥニー、サラダやダールに。
メキシコ料理では、サルサやワカモレに。
ロシアや独立国家共同体では、サラダに。
中国では、スープ、麺類、お粥、鍋料理の風味付けや、サラダに。
タイでは、トムヤムクンなどのスープやタイスキなどの薬味として。
ベトナムでは、生春巻きやフォーに。
中南米ではスープやサルサに。
ポルトガルでは、鍋料理のカタプラーナに。
((補足))
コリアンダーの実(香辛料)
◎実(香辛料)は、脂質降下薬。
肝臓の胆汁の合成を増加して、
コレステロールやトリグリセリドの値を下げ、
HDLの値を上げる
◎実(香辛料)は、様々な消化のトラブルの治療薬
コリアンダーの実は、直径3~5mm位で、
主に乾燥した状態でスパイス(香辛料)として使われます。
コリアンダーの実は、葉に比べてビタミンは少ないですが、
カルシウム、鉄、マンガン、マグネシウムが豊富です。
コリアンダーの実は、インドカレー、グリーンカレーや
ガラムマサラのスパイスです。ピクルスにもよく使われています。
アフリカでは、タジン料理に、
ドイツや南アフリカでは、ソーセージを作るのに、
ロシアや中央ヨーロッパでは、ライ麦パンに使われ、
ベルギーでは、 小麦ビールの醸造に使うこともあります
風邪薬として、コリアンダーの実を水に入れて煮て飲む所もあるようです。
コリアンダーの実は、欠かせない位本当によく使われています
コリアンダーの根
タイなどのアジア料理で使われます
((注意事項))
1.大量に摂取すると麻薬と同じ効果がある可能性があります
イランでは、不安や不眠症に使われているようです。
2.セリ科に過敏症のある方には、
コリアンダーの葉にアレルギーを起こす可能性があります。
3.抗凝固薬を処方している時は、ビタミンKの量を考慮に入れること。
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コリアンダーは、そう簡単にはスーパーで見つからなかったりするので、
自分で栽培してみると良いでしょう!
家庭のプランターで栽培するのは、さほど難しくないので
作ってみましょう!やはり、摘みたてがベストですからね。
南国でよく食べられるハーブなので、やはり暖かい所が好きです。
暖かい所で育てましょう。
コリアンダーの効能を見ると、なぜ南国でよく食べられるかが
納得ですね
ちなみに、中国医学では、コリアンダーは生薬の一つで、
炎症の緩和、気分を落ち着ける、体内毒素の排泄の作用
があると言われています
また、コリアンダーは、エッセンシャルオイル、化粧品、香水
などの香料としても使われていますよ
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