パッションフルーツ


*パッションフルーツ*
(和名:クダモノトケイソウ)
英語:passion fruit(US)
        passionfruit(UK)
フランス語:fruits de la passion,
            grenadille, maracudja


ブラジルでは、maracujá(マラクジャ)
         mara kuya
中南米では、granadilla(グラナディリャ)
中国語では、百香果(パイシャングオ)
ハワイでは、lilikoʻi(リリコイ)
南アフリカでは、purple granadilla
ハイチでは、grenadia
ニューカレドニアでは、pomme-lianes
タイでは、Saowarot
カンボジアでは、Machu Bey-darch


プロビタミンAβカロテンビタミンC食物繊維など、
一日の摂取量を満たす位豊富!
カルテノイドアントシアニンリコぺンポリフェノール
などの天然の抗酸化物質が豊富!
カリウムの良い供給源で高血圧のリスクを減らす効果あり
抗炎症作用あり
フラボノイド抗不安薬として作用


100g辺りの栄養価 (生)
エネルギー: 97kcal
炭水化物: 23.38g
糖分: 11.2g
食物繊維: 10.4g
脂質: 0.7g
たんぱく質: 2.2g
水分: 72.93g

カリウム: 348mg
マグネシウム: 29mg
カルシウム: 12mg
ナトリウム: 28mg
鉄分: 1.6mg
亜鉛: 0.1mg
セレン: 0.6μg
リン: 68mg

(ビタミン)
ビタミンA: 64μg
-βカロテン: 743μg
ビタミンB2(リボフラビン): 0.13mg
ビタミンB3(ナイアシン): 1.5mg
ビタミンB6: 0.1mg
葉酸(ビタミンB9): 14μg
ビタミンC: 30mg
ビタミンE: 0.02mg
ビタミンK: 0.7μg

食べ頃

最初は、硬く、表面は滑らかで、しわがありません。
熟してくると、段々と表面にしわが出てきます。
しわがたくさん出てきたら、かなり熟して甘みが増します。
(一番上の写真を参考にして下さい。左が熟していないもの。右にいくほど熟しています。
買ってきた時は、しわがない時に買ってきて、そのまま
置いているだけで、勝手に熟していきます。
好みの熟し度合いで食べて下さい。

調理法
半分に切り、スプーンですくう。



食べ方
半分に切り、スプーンですくって、種ごと生で食べます。

そのままデザートとして食べる以外には、
*デザートのフルーツソース
*ケーキやタルトのトッピング/デコレーション
*カクテル
などに使われます


((補足))
南米では、昔、パッションフルーツは、
不安不眠喘息気管支炎尿路感染症
伝統の処方薬としてよく使われていました。
現在、パッションフルーツの葉は、
ブラジルでは、鎮静作用のあるハーブティーとして使われ、
オランダ領アンティルでは、高血圧の治療に使われています。


((パッションフルーツの生産国))
パッションフルーツは、
温かい霜のない所で栽培されています。
ブラジルが最大の生産国で、
パラグアイやアルゼンチンなどでも生産されています。
周辺の中南米(ペルー、コロンビア、メキシコ、ベネズエラ、
ボリビア、エクアドル、カリブ、プエルトリコ、コスタリカ、
ホンジュラス、パナマ、ドミニカ共和国、ハイチ、アンティグア島)
での栽培が主流になっています。
それ以外にも、
アメリカ(カリフォルニア、フロリダ、ハワイ)、
オーストラリア、ニュージーランド、ポルトガル、
インド、スリランカ、インドネシア、フィリピン、
東アフリカ、南アフリカ、イスラエルでも生産されています。
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パッションフルーツがこれだけの国で栽培されているとは、
知りませんでした。
世界中のほとんどの国で、ジュースとしてや香料として
パッションフルーツは使われているようです。
各国のパッションフルーツの食べ方を調べてみた所、
ジュースとして一番飲まれていて、それ以外に、
アイスクリーム、チーズケーキ、ムース、かき氷のシロップ、
ヨーグルトの香料、ジャムが多く、
あとは、ワインやお酒に使われていました。

なかなかパッションフルーツを生で入手するのは
難しいかもしれませんが、生はそれだけで十分美味しく、
フルーツサラダなどにフルーツソースとして入れるだけで、
美味しさが倍増します!
機会があれば、生のパッションフルーツを食べてみて下さい



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