*アーティチョーク*
英語でArtichoke
フランス語でArtichaut
和名はチョウセンアザミ
◎ポリフェノール、フラボノイド、フェノール酸、でんぷん質、水溶性食物繊維が豊富
◎クロロゲン酸が豊富で抗酸化作用と糖尿病予防と知られている。
◎ルテオリンの強い抗酸化作用がLDLの酸化を防ぐ。
◎イヌリンは非常に効果的なプレバイオティクスで、胃で消化されずに、
腸まで届き、腸内に良い細菌を増やしてくれる。
◎葉にはシナリンを含み、肝臓の解毒効果(治癒力)がある
100g辺りの栄養価
食物繊維: 5.4g
エネルギー: 220kj(53kcal)
たんぱく質: 2.89g
脂質: 0.34g
炭水化物: 10.5g
糖分: 0.99g
カリウム: 276mg
マグネシウム: 42mg
リン: 73mg
カルシウム: 21mg
ナトリウム: 27mg
鉄分: 0.61mg
ヨウ素: 0.5ug
亜鉛: 0.4mg
マンガン: 0.225mg
(ビタミン)
ビタミンC: 7.4mg
ビタミンB1: 0.05mg
ビタミンB2: 0.089mg
ビタミンB3: 0.111mg
パントテン酸(ビタミンB5): 0.24mg
ビタミンB6: 0.081mg
葉酸(ビタミンB9): 89μg
(フラボン)
アピゲニン-7-O-グルクロニド: 7.40mg
ルテオリン: 42,10 mg
ルテオリン-7-O-グルクロニド: 8.30mg
(クロロゲン酸)
1-O-カフェオイルキナ酸: 38.18mg
3-O-カフェオイルキナ酸: 57.22mg
4-O-カフェオイルキナ酸: 267.02mg
5-O-カフェオイルキナ酸: 1 544.91mg
4.5-O-ジカフェオイルキナ酸: 224.56mg
3.5-O-ジカフェオイルキナ酸: 347.05mg
1.5-O- ジカフェオイルキナ酸: 837.01mg
3.4-O- ジ カフェオイルキナ酸: 428.71mg
調理法
①大きい硬いタイプのアーティチョークの場合、茎の部分をカットする。
(上記写真位の小さいタイプだと、茹でると茎の部分も食べられるのでそのままでOK!)
②鍋に、アーティチョークを入れる。
アーティチョークがつかる位の米の研ぎ汁と、塩を小さじ1位入れ茹でる。
(米の研ぎ汁が無ければ、水に重曹を小さじ1位入れる)
(レモン汁と塩を入れて茹でてもOK)
③アーティチョークの葉を引っ張って簡単に取れれば、出来上がり!
茹で汁から出して、お皿に盛り付ければ完成です!
食べ方
葉を一枚一枚手で取って、前歯で、葉の下の部分の肉質部分を削るようにして食べます。
その際、お好みのソースを付けて食べると、よりおいしいです!
ずーーっと一枚ずつ葉を取って食べていくと、花蕊(かずい)部分が出てきます。
これは食べられないので、ナイフかスプーンで取って下さい。手でも綺麗に取れます。
最後に一番おいしい花托(かたく)部分=芯の部分を食べておしまいです(^^)
---------------------------------------------------------------
外国の市場で売っているのを最初に見た時は、「何だこれは?!?」
と思いましたが、インターネットで調理法を調べて作って食べてみたら、
な・な・なんと!!!!すごくおいしい!!!!(^o^)
やみつきになるおいしさです。
最初は、ネットで調べた通り包丁で先端を切り、中心部の繊毛を取り除いて、
作っていたのですが、固いわ、取りにくくて手が痛いわで、とても大変なのでやめました(笑)
オーブンで食べる方法のレシピもあり、作ってみましたが、
個人的には、アーティチョークの良さが引き出されていない感じがしていまいちでした。
フランスの料理人は、葉の部分を全部カットして、一番おいしい芯の部分だけ調理しています。
が、そんな、もったいない!!!食べられる部分は食べないと!
そして葉の部分にも栄養がいっぱいなのだから!
ということで、一番簡単で、全部の栄養をゲットできる丸茹での方法にしました!
個人的には、茹でて食べるのが一番おいしいので気に入っています。
フランスではマスタードなどをベースとしたドレッシングを付けて食べるのが多いですが、
個人的には、マヨネーズとしょうゆを混ぜた和風ソースで食べるのが一番おいしいです!(^^)
<関連記事>
* 治癒効果のある食べ物