パパイア/パパイヤ


パパイア
パパイヤ

英語は、Papaya
フランス語は、Papaye

ビタミンA(特にβカロテン)、ビタミンC葉酸食物繊維が豊富
リコペンや、ポリフェノールなどのフィトケミカルがあり、抗酸化作用あり
◎パパイアのファイトアレキシンは、
  侵入してきた病原が、細胞壁に穴を開けたり、増殖するのを阻害する
◎肉を柔らかくしたり、消化を促進するたんぱく質分解酵素パパインあり
駆虫薬になる
◎果汁や葉のハーブティーは、肝臓疾患胃潰瘍消化不良腹痛に良い

100g辺りの栄養価(生)

食物繊維:    1.7g
エネルギー: 179kj(43kcal)
たんぱく質:  0.47g
脂質:          0.26g
炭水化物: 10.82g
糖分:          7.82g

カリウム:   182mg
マグネシウム:  21mg
リン:          10mg
カルシウム: 20mg
ナトリウム:  77mg
鉄分:       0.25mg
亜鉛:      0.08mg
マンガン: 0.04mg
セレン:      0.6ug

(ビタミン)
ビタミンA:  47ug
- βカロテン: 274μg
- ルテインおよびゼアキサンチン: 89μg
ビタミンB1(チアミン): 0.023mg
ビタミンB2(リボフラビン): 0.027mg
ビタミンB3(ナイアシン): 0.357mg
ビタミンB5(パントテン酸): 0.191mg
ビタミンB6: 0.038mg
ビタミンB9(葉酸): 38μg
ビタミンC:  62mg
ビタミンE:  0.3mg
ビタミンK:  2.6μg

リコぺン: 1828μg


調理法
A)果物として食べる時は、皮をむき、種をとる。

B)青いパパイヤを野菜として食べる時は、皮をむき、種を取って、
  千切りにし、水にさらして、調理する。


食べ方

A)成熟した黄色いパパイアは、
  皮をむき、種を取って、果物として生でそのまま食べる。

B)未完熟で青いパパイアは、野菜として、調理して食べる。
  炒め物、カレー、サラダ、シチューなど

お肉と一緒に炒めると、硬い肉の繊維が柔らかくなります。


パパイア/パパイヤを使ったレシピ

キャロットパパイア・ラペ(人参パパイアサラダ)

注意事項&補足
インド、バングラディッシュ、パキスタン、スリランカなどの国では、青いパパイアを
避妊や妊娠中絶のハーブ薬として用いているようです。
また、西インドの奴隷として扱われている女性は、子供を奴隷として使われない様に、
妊娠を妨げる目的として、パパイアを食べているようです。
研究によると、動物や人間(成人男性)にもパパイアの種が、
避妊や中絶の効果を示す可能性があると言われていて、
特に、未熟の青いパパイアの大量摂取が効果があるようです。
成熟した黄色のパパイアは、少量では、催奇性や流産を引き起こさないとのことです。

ということで、念のため、
妊娠を希望される方は、特に、青い未熟のパパイアは控えた方がよいでしょう・・・
また、成熟したパパイアでも、大量摂取は、控えましょう。


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