テーブルビート/ビーツ



テーブルビート
     *ビーツ

英語でbeet,
table beet, garden beet,
red beet, beetroot
フランス語でbetterave



ビタミンCビタミンB葉酸マンガン食物繊維が豊富
抗酸化物質を含む
脳の血流改善
フィトケミカルのベタイン(Betaine)心臓病、脳梗塞、動脈硬化を引き起こす
  危険因子のホモシステイン(homocysteine)を減らす
DNAの合成に必要な葉酸を多く含む
◎低カロリー、ゼロコレステロール、ほぼゼロの脂肪分
心拍数を整え細胞内の代謝を整えてくれるカリウムを含む
治癒効果あり


100g辺りの栄養価(調理済)

食物繊維:    2.0g
エネルギー: 180kj(43kcal)
たんぱく質:  1.68g
脂質:          0.18g
炭水化物:  9.96g
糖分:          7.96g

カリウム:   305mg
マグネシウム:  23mg
リン:          38mg
カルシウム: 16mg
ナトリウム:  77mg
鉄分:       0.79mg
亜鉛:      0.4mg
マンガン: 0.35mg

(ビタミン)
ビタミンA:  2μg
ビタミンC:  3.6mg
ビタミンB1(チアミン): 0.31mg
ビタミンB2(リボフラビン): 0.27mg
ビタミンB3(ナイアシン): 0.331mg
ビタミンB5(パントテン酸): 0.145mg
ビタミンB6: 0.067mg
ビタミンB9(葉酸): 80μg


調理法
①ビートの表面についた土などをきれいに洗い落とす。
ビートの皮をむかずに、そのまま鍋に入れてゆでる。
 塩を一つまみ入れる。
 (米の研ぎ汁で煮ても、普通の水で煮てもOK)
③フォークがすっと簡単にビートの奥まで入る位までゆでる。
④ゆで上がったら、水を切り、手で皮をむく。
(びっくりする位簡単にむける。指で押すような感じで全体の皮がむけ落ちる感じです。)
⑤あとは、料理によって好みの形に切ればOKです。



大きさによっては、やわらかくなるまで結構ゆでないといけないです。
圧力鍋があれば早いと思いますが・・・なくて、時間を短縮したいという方には、



こちらの真空パックで売っている
  調理済みの物を買うと楽チンです。
 
  そのまま切って使えるので便利だし、
  電気代やガス代の節約にもなります!





 食べ方

漬物、ボルシチなどのスープ、サラダ、輪切りにしてハンバーガーに挟むなど


ちょっとためになるビーツのお話
* 古代ローマ人は、ビーツを便秘発熱の薬として使っていました。
* ローマ時代に、ビーツジュースを強壮剤として使っていました。
* 中世からは、気道・熱・感染の疾患や、ガーリックの息の臭い消し
 酸化ストレスの防止などなど・・・色々な療法に使われました。
* 更に、ビーツは天然の着色剤として使われています。
 (服などにつくと取れにくいので気をつけて下さいね)

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最初に外国で食べた時は、ヨーグルトかマヨネーズか良く分からない物と
混ざっていて、何だか変な味がして苦手だったのですが、
ある時、別の味付けでサラダで食べた時にとっても美味しくてびっくり!
それからは、大好きになってしまいました。
自分で普通の水で煮るとすこーーーし土臭い感じが残るような気がします・・・
米の研ぎ汁だと臭みがましになります。
一度すごく大きいビーツをもらったので、切って煮たら栄養分が出てしまい
美味しくなくなってしまったので、絶対に切らないで煮て下さい
真空パックの物は、臭みがないので、食べやすいです。


<関連記事>
* 治癒効果のある食べ物

* ビーツのサラダ・・・茹でたビーツをサラダにしたものです

* 生ビーツの簡単スライスサラダ・・・ビーツを生で食べるサラダです



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