オメガ3(ω-3)脂肪は、
脳機能、気分、学習や行動において
とても重要です。が、
オメガ6(ω-6)脂肪が不足すると、
行動の変化を導くので、
ω-3とω-6の両方を適切な量で摂取する事が重要です。
* * * * * * * * *
ω-6脂肪は、
体内でガンマ・リノレン酸に変換し、
それからプロスタグランジンに変わります。
ω-3脂肪の活性成分は、
エイコサペンタエン酸(EPA)と、ドコサヘキサエン酸(DHA)で、
他のプロスタグランジンから作られます。
プロスタグランジンは、
ホルモンの様な遺伝情報を運ぶ化学物質で、
次の様な働きをします。
- 痛みや炎症のコントロール
- 血液凝固や血液ドロドロを減らす
- 循環を改善する
- 心臓発作のリスクを減らす
- 月経前の緊張や、胸の敏感さを和らげる
* * * * * * * * *
ω-3脂肪の豊富な供給源
油が多い魚:ニシン・さば・鮭・イワシ、亜麻仁、かぼちゃの種
(油が多い魚を週3~4匹摂取することが望ましい)
ω-6脂肪の豊富な供給源
紅花・ひまわり・かぼちゃ・くるみ・小麦麦芽のなどのベジタブルオイル
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ω-3を多めに摂取し、ω-6を不足しない程度に摂るのが良さそうです。
魚でω-3がたくさん取れない分、亜麻仁油やかぼちゃの種などから
摂取するよう心がけています。
関連記事
- 体に必要な脂肪と油、必須脂肪酸
- 脂肪の種類