和名:カブカンラン(蕪甘藍)
カブタマナ(蕪玉菜)
英語:Kohlrabi
German turnip
Turnip cabbage
フランス語:chou-rave
chou/boule de Siam
chou-pomme
特徴
ドイツ語が語源で、
Kohlは「キャベツ」、rabiは「カブ」という意味です。
アブラナ科の野菜で、茎の部分が、かぶの様な丸い形をしています。
キャベツの芯のような味で、シャキシャキしています
◎ビタミンCが豊富
◎ビタミンB6が豊富
◎銅、マンガン、リン、カリウムが豊富
◎デトックス食材!
◎利尿作用があり、尿路の防腐作用もある
◎膀胱炎、尿道炎に良い
◎胃や十二指腸潰瘍の治療に良い
◎大腸に作用して、出血を引き起こしうる腸粘膜の炎症を抑える
◎スルフォラファンが、ピロリ菌を破壊する
◎ガン予防!
1)スルフォラファンとインドール-3-カルビノールが
腫瘍の形成を防ぎ、 癌細胞の増殖を減少させ、
癌細胞の破壊を促進する可能性がある(特に乳がんや前立腺癌)
2)腫瘍がある人には、腫瘍の転移も防いでくれる
3)定期摂取(9日に2回)で、肺癌、卵巣癌、腎臓癌などを防げる
◎アルツハイマーなど、高齢者の認知機能の低下を防ぐ
◎血中のホモシステインを減らす
◎神経インパルスの伝達に重要な役割を果たし、心臓のリズムを調整する
◎アルコールの飲みすぎによる2次症状を軽減してくれる
100g辺りの栄養価(生)
エネルギー: 27kcal
炭水化物: 6.2g
食物繊維: 3.6g
脂質: 0.1g
たんぱく質: 1.7g
糖分:2.6g
カリウム: 350mg
マグネシウム: 19mg
マンガン:0.139mg
カルシウム: 24mg
ナトリウム:20mg
鉄分: 0.4mg
リン: 46mg
(ビタミン)
ビタミンB1(チアミン): 0.05mg
ビタミンB2(リボフラビン): 0.02mg
ビタミンB3(ナイアシン): 0.4mg
ビタミンB5(パントテン酸): 0.165mg
ビタミンB6: 0.15mg
葉酸(ビタミンB9): 16μg
ビタミンC:62mg
ビタミンE: 0.48mg
調理法
まず、皮をむきます。
皮をむいた後も黄緑色でした。
←皮をむいた後が左の写真です
次に、料理に応じた形(スライス、ラペ、細切り、乱切り)に切る
食べ方
生で、ラペや薄切りにスライスしてサラダとして食べられます。
調理する場合は、
煮たり、ポトフやシチューにして煮込んだり、スープにしたり、
グラタンやピュレにしたり、フリッとなどの揚げ物にしたり、
炒めたり、蒸したりして食べます。
(注意)
・薬用として摂取する場合は、1日あたり30〜60gを超えないようにして下さい。
・糖尿病の場合は摂取しないで下さい。
・一部の過敏性腸症候群の人には、
コールラビのようなアブラナ科の食品に不耐性を感じるかもしれません。
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不思議な形をした野菜で始めは、何の野菜なのか、どんな味がするのか、
どう調理したらいいのか分からず、買うのを戸惑っていましたが、
買ってみて、食べてみると、調理しやすく、美味しいので、
これからどんどん食べようと思いました。
キャベツや白菜など葉を一枚一枚洗うのに比べると、
皮をむくだけなので、とても調理が楽なのもお勧めです。
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